2008年02月29日

初個展  その2 (sacra)

個展には、ひらやまなみさんと私と、
そして私たち二人をつないでくれた大切な友人と
三人で見に行きました。


季節を追ってたくさんの作品が、詩とともに展示されてました。

最初の作品は水仙でした。


冷たい風が吹き抜ける季節

知らない土地に引っ越してきて

心も寒い そんな時

お向かいのおじいさんが

ある日 摘んだ水仙を届けてくれました

春はまだまだ先だと思っていても

陽だまりの中で もう咲いてる水仙

早速花瓶に生けると広がった

あたたかな春の匂い




木版画は見たことのある作品でしたが、
その詩を読んだときに泣きそうでした。

あの感動はなんなんだろう?


季節を追って作品を見るうちに
子どもの頃見たなつかしい情景があったり
子どもと歩いた道があったり

木版画と 詩と 自分の思い出と・・・

いろんなものが交差して、
胸の奥底から熱くなり、泣きそうでした。
というか泣いてた気がする。

今までいろんな美術展や作品展を見たけれど
こんな感情、涙がでるほどの感動ってあったろうか?


最後の季節の作品まで見終わると、そこには咲sacra楽のドアを彫って下さった作品と
私との出会いによって、この個展ができたというようなあとがきがありました。


作品に感動したことは確かですが
ひらやまさんが、私との出会いを喜んでくれたように
私もまたこの出会いに感謝の気持ちでいっぱいの涙だったのかなぁ~


この個展で特徴的だったのが
「ひらやまなみ」を知らずにたまたまこの会館に来て、たまたまご覧いただいた方

皆さんが「昔を思い出すわ」と足をとめて見入っておられました。
それは
その作品を通じて、昔の自分に出会ってるかのように。。。。


「詩って難しい気がしてたけど、なんかふっと入ってくるんですよね」
そうおっしゃる方も。。。


これで終わるのでなく、
いつも開けて見れるような 本ができればいいのに。。。

皆さんも私もこのとき思いました。
いつも手元にあって開けてみたい・・・・そんな作品ばかりでした。


個展が終わり、落ち着いた頃、
このときの個展を一冊の記録本におさめられました。



咲sacra楽や京都ギャラリーで、皆さんにご覧いただいたものです。


この本が今回、作ってる本の原型になってるような・・・・

個展に行った日の記事  (おんなじことかいてます^^;)
  

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2008年02月28日

第一歩  初個展 (sacra)

あれはもう二年前?

朝日新聞の折込に週に一度入る「あいあい滋賀」という地方新聞。
ここに「溶け込む」という人気コーナーがありました。

県外からこの滋賀に移り住んだ人を取り上げるコーナー。

いろんなイベントの取材で「あいあい滋賀」の記者さんにはお世話になっていて
というよりお友達になっていて
県外から滋賀に移ってこられた作家さんや友人をご紹介してきました。

陶人形作家の梶谷さんや木工作家の小林 朗さんなどなど。
そんな中にひらやまなみさんもいらっしゃり
快く(!?)取材を受けて下さいました。


ある時、店に一本の電話が
「ずっと前のひらやまなみさんの記事が気になり、
そちらに行けば作品が見れますか?」と。

見れますが、なんせ狭い店内。
その季節にあった作品のみしか置いてません。

数日後、その電話の主が来店されました。

しかもタクシーを乗り付けて、タクシーを待たせて
大急ぎで彼女の作品だけを見て帰られました。


その後、お電話があり、
実はその方、近江八幡市にある滋賀県立男女共同参画センター という施設の館長さんでした。

「当会館で個展をやりませんか?」というご案内。

一枚の新聞記事が館長さんの心をとらえ
生まれたお話。



私が窓口となり、そのお話しを聞き、ひらやまさんに話すと
とっても喜んでおられましたが、日程的にすぐの話し。
カレンダーの製作もあり、大忙しでした。

ん~~むずかしいな~


しかし、「やってみる!」との決断。



ここから彼女の大きな一歩が進みだしたように思います。

時間のない中で新作を製作したり、
今までの作品を整理したり
詩をつけたり。。。


彼女のすごいところですが、

やってきた出会いというかチャンスをしっかり受け止めて
最善の努力をする!


私が持ち込んだ新聞の取材を「恥ずかしいからやめます~」と断っていたのなら
その記事を目に留める館長さんとの出会いもなかったわけで
個展の話しも当然やってきませんでした。

そしてこの個展をやることによって
その先にいろんな道が待ってたのです。      次号に続く








  

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2008年02月27日

カレンダー  (sacra)

そんな流れの中で
ひらやまなみさんが咲sacra楽に来られ、その作品は一目でドキュン☆でした。

今まで版画といえば、白と黒のモノトーンのイメージ
水彩画のようなきれいな色使いの作品に

   「これが木版画!?」

目からウロコ・・・オドロキでした。

彼女の作品は咲sacra楽の壁面を飾るのにピッタリで

「和」でも「洋」でもない
まさに「手作りのあたたかさを伝えたい」という咲sacra楽のテーマにピッタリでした。


季節を追うごとに
その季節にあった作品を持って来て下さり壁面に飾っていくと
「あぁ もうこの果物の季節だね」
「あぁ もうこの花が咲く頃ね・・」

お客さんもだんだん反応して下さり、来られるたびに
その季節のポストカードを買ってくださったり。。。

私も作品とともに季節を感じ、一緒にその流れを追っていくと


これ、一年を通じて見ていたいよね。


そう思って「カレンダーを作ってみない?」と相談しました。

カレンダーなんてどうやって作るのか?
全くなんの考えも知識もなく、思いつきで言ってしまいました(デタ~~!)

   「やってみましょうか」

ほとんどが今まで作りためて来られた作品の中から
一月はこれにしようか? 二月は・・・などと選んでいき
表紙はどうしよう?ということになりました。
表紙ってとても大切。

表紙に「咲sacra楽を彫ってもらえない?」 またまた思いつきで言ってみました。

    「やってみましょうか」

今振り返ると、私の思いつきに 「やってみましょうか」 と応えてくれる。
しかも、最善の努力で、
思った以上に応えてくれる。

すごい人です。


そして出来上がってきたのが  「SACRA」という咲sacra楽のドアを彫った作品でした。


オドロキでした。
咲sacra楽といえば、片流れの三角屋根の建物を形どって作られるもんだとばかり思ってました。

でも彼女が表現したのは、咲sacra楽のドア。

   このドアがこのカレンダーの入り口であり
   2005年の入り口であり
   ひらやまなみへの入り口であり
   咲sacra楽への入り口・・・・


いろんな意味を持った深~い作品。

簡単に「作ってよ」と言ってしまいましたが、デザインを決めるまで
何度も咲sacra楽を見て、悩まれ作られたそうです。


そして、初めての咲sacra楽プロデュースのカレンダーが出来上がりました。


いろんな紙を買って、いろいろ試して、家庭用プリンターで印刷し
パンチで穴を開けて、ひもの色や背表紙を悩み、装丁して
限定100部のカレンダーが出来上がりました。
まさに手作り。

思い出深いカレンダーです。

そして翌年の2006年カレンダーは
新作を含めた大作ぞろいで2ヵ月ごとのカレンダーを作りました。

この年は
いろんな風景の中を散歩していくイメージです。



カレンダーはそのご家庭で、それぞれのシーンで一緒に時が流れる
なくてはならないもの。

皆さんが毎日目にして、季節のうつろいを感じながら
素敵な時間を過ごしていただければ・・・という私たちの願い。

願いが届いたのか、たくさんの方にお買い求めいただき
毎年楽しみにしてくださる方も・・・

そしてこのカレンダーが後に出版化への大きな出会いを運んでくれるのです。

それはもうちょっと先のお話で・・・・kao10


  

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2008年02月26日

咲sacra楽との出会い  (tsubaki)

振り返ってみると、あの時のあれが!・・・と思うような
大切な出会いに一役買ってくれたものがあります。

木版画教室に通っていた頃、先生に見せたら、
「・・・散った花びらが救いですね・・・」と言われた作品。
駄作かな~と思いながらも、思い入れがありました。


はじめて一人暮らしをするとき、母に庭の鉢植えをひとつもらいました。
忙しい生活の中、ほっとできるわずかな時間に 絵を描き始め、
ベランダのその鉢植えも スッケチブックに収まりました。
それから、ずいぶん時が経って、その懐かしいスケッチをもとに作った木版画。

                  

                  ゼラニウム

そして、この木版画が、私と咲sacra楽の翠さん(このブログのsacraさん)を結びつけてくれました。


子どもが生まれて、滋賀に移り住んでまもなく、市の乳幼児健診でたまたま知り合った
(滋賀での友だち第1号の)Rちゃんに誘われて、
親子一緒にプールに入る ベビースイミングに通い始めました。
そこで知り合って、たまたま家が近かった Oちゃんが、家に遊びに来てくれたときでした。
額に入れてトイレの壁に飾ってあった「ゼラニウム」が、彼女の目にとまりました。

「この絵って、なに?」 「木版画やねん」
「へえ~!…で、このサインは?」 「私のサイン」
「へえ~~~!!!」

こんなに反応してくれたのは、彼女がはじめてでした。
そして、彼女の友だちが クラフトショップ咲楽の翠さん!でして、
きっと咲楽に合うからと、作品ともども紹介してもらい、今に至るのでございます。

あのとき ベビースイミングに誘ってくれた Rちゃん
あのとき 家に遊びに来てくれてトイレによってくれた Oちゃん
本当にありがとう!!!
  

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2008年02月25日

自分と向き合う時間  (tsubaki)

小学生のとき はじめて経験した木版画は たしか、
油性絵の具をローラーでねりねりした後 一回摺るだけの 黒一色の木版画でした。
私が心魅かれたのは 多色摺り木版画で、使い慣れた水彩絵の具を使って 好きな色を作り、
使う色の数だけ彫った版木に 刷毛を使って色をのせ、和紙に 一色づつ摺り重ねていって作ります。

まず、版画にしようと思うものを決めて絵を描いてから、写したり 彫ったり 摺ったりと・・・
最後の摺りを終え、紙をはらりとめくって現れる完成のワクワク・ドキドキの瞬間に 
たどり着くまで とても時間がかかります。

これでよし!と思える下絵を完成させるのは、
とくに絵の勉強をしていない私にとって、いつもとても苦労するところですが、
そこをクリアした後は 職人のように(!?)もくもくと手を動かします。

そんな 何も考えずに手を動かしている時間が たまらなく好きです。

  (・・・そういえば、子どもの頃から 絵を描いたり、ぬり絵をぬったり、
    フェルト人形を作ったり、編み物をするのが好きでした!)

作品と向き合っている時間は 実は 自分と向き合っている時間・・・
手を動かしているうちに いつしか余計なことなど考えずに 心穏やかになっている・・・
そんな時間がたっぷり味わえるのも 木版画の魅力です。

そんな中 ふつふつと言葉がわいてくることがありました。
それが詩と言えるものかどうか わかりませんでしたが・・・


     かわいいもの

    なんでもかんでも「かわいい」と言って
    さわぎたてる年ごろは とうにすぎました
    それでもやっぱり かわいいものには目がなくて
    ぽろりと出てくる この言葉
    世の中には「かわいい」としか
    言い表せないものが
    いっぱいころがっています

   
    
   
    はじめて作った多色摺り木版画です!



そして、ちょうどその頃出会った 大切な1冊の本があります。

 長田弘 『深呼吸の必要』 晶文社

   ・・・日々なにげないもの、さりげないものを言葉にとらえた散文詩集。
   「時代の魂がある。今まさに時代そのものが深呼吸を必要としている」(天声人語)
   「長田弘はこの詩集によって、とつぜん、われわれの重要な詩人になった」(丸谷才一氏評)
                                          

まさに、長田弘はこの詩集によって、とつぜん、わたしの重要な詩人になりました。
それまで 何だかわけがわからなかった「詩」の世界への入口を 明るく照らしてくれました。
それからというもの、いろんな詩集を読むように・・・

なかでも好きな詩人は・・・金子みすず  まど・みちお  工藤直子・・・

難しい言葉など使わずに やさしい言葉で あっと思うようなことを
表現しているところが たまらなく好きです。
とくに まど・みちおの詩は 
子どもが生まれてからも 添い寝するとき 何度も何度も声を出して読みました。

 まど・みちお 『くまさん』 童話屋

小さなお子さんがいらっしゃるお母さん方 おすすめです!

話がそれてしまいましたが、とにかく私も 詩のようなものを書き始め、
日々の暮らしの中の ささやかな感動を
少しずつ 木版画や詩というカタチにしていくことが また
ささやかな愉しみになっていきました。

  

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2008年02月24日

木版画との出会い   (tsubaki)

会社勤めを辞めて しばらくは ほとんど眠ってばかりいました。
何だかとても疲れていて 何もする気が起こらず、こんな時期があってもまあいいか・・・
とひらきなおり、眠りたいだけ眠って ごはんを食べて ときどき散歩に出かけるといった毎日。
そんな時 一緒にごはんを食べる人がいたというのは 幸せなことでした。
おいしいもの(!?)をたくさん作って 食べて ぐっすり眠ると、人はいつしか 元気を取り戻せるものです。

まさに‘人生の休日’とも言うべき日々を 送っていたときでした。

京都の街をぶらぶら歩いていたら、
こちらをじいっと見ている なんとも愛らしい猫に出会い、
あっと思って その猫君をかかげていた画廊に入ってみました。
いろいろ見せてもらった後、ほとんど一目惚れだった 
1枚の木版画を思いきって買いました。


京都の木版画作家 友田充さんの作品 「安全な所」

あの日連れて帰って以来 ずっと我が家の玄関を守ってくれています。


あの時 胸がどきどきして ひらめきのような何かが、
どこかからやってきたのか それとも突然私の中に芽生えたのか、
とにかく私も木版画を作ってみたいと思いました。
どうしてまた「木版画」だったのか・・・
好きなものは どうして好きなのか どうして好きになったかなんて よく分からないものです。

その後、意を決して カルチャーセンターの木版画教室に通い始めました。

    ・・・木版画はいいですよ
    世の中どんどん複雑な方に向かっているようですが
    木版画は単純なのがいい・・・

講師をされていたN先生は 確かこんなふうにおっしゃいました。
木版画の基本的な技法のみならず、いろいろな作品を通して 木版画の奥深さを教えていただきました。

    いらないものを省いていって、
    自分の中のイメージをシンプルに表現することに
    木版画のよさが生きてくる・・・

私の木版画に対するイメージがこのとき決まったような気がします。


短い期間でしたが、N先生をはじめ、長年教室に通っておられ 
惜しみなくいろいろ教えてくださった おじさま(!?)たち・・・
その節は 大変お世話になりました!


今思うと、たっぷりある自由な時間を好きなだけ 
木版画を作ったり 好きな本を読んだり ぶらぶら街を歩きまわって過ごしていた
あんな‘人生の休日’があったからこそ 今の私はあるのですね。

テレビ番組「人生の楽園」を毎週楽しみに見ていて、
会社を辞めるのが夢・・・と言いつつ、
なんとかサラリーマンを続けてくれている
夫には感謝、感謝、感謝です。
  

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2008年02月23日

椿    (sacra)

tsubakiさんことひらやまなみさんの歴史。
興味深く 読んでます。

作り手の人って、芸大出てるの?とか昔からそういう勉強をされてたの?とか
思いますよね。
でも全くちがう世界に生きてきて行く中で
ふとした出会いがその後の運命を変えていく・・・なんてことも。
一主婦が人に感動を与える人だったり。。。

その後どうやって今に至るのか楽しみです。


さて、私、sacraとひらやまなみさんことtsubakiさんが二人で書いてるこのブログ

開設するにあたり、ハンドルネーム(て、言うの?)はどうしよう?てことになりました。

私は自分のブログと変えるためにsacraにする、と言ったところ
ひらやまなみさんも tsubakiにする・・ということになりました。

sacra と tsubaki

どうしてtsubakiだったのか?この作品をご覧ください。



椿

会社勤めを辞め結婚し ゆったりのんびり暮らし始めた京都では
いろんなものを発見しながら歩くのが楽しくて
本当によく街をぶらぶら歩きました。
近所にあったお寺の垣根は椿で いつも通るのに
その艶やかさにはっとしたのは 季節はずれの雪の中

見ているようで見てないもの
身近にあってよさに気づいてないもの
まだまだいろいろあるかもしれません。
若い頃あまり好きではなかった旧姓は 椿 と申します。



そう、ひらやまさんの旧姓は 椿 さんだったのです。
あまりに素敵なお名前で、作家名は「椿 なみ」は?などと、さんざんいらんことを言いましたが
あくまでも 「ひらやまなみ」 でいくそうです。
今度出る本ももちろん 「ひらやまなみ」 作です。

でも生まれて初めて「椿」というお名前の方に出会い、
いつも素敵な名前だね~と話してたので、ハンドルネームに使われたようです。

ん~~「つばき」のほうがいいかな? 椿?  ん~~
私も翠だったりsacraだったりややこしい?

そのうち二人とも名前変えてるかも~~~kao08


さて、この「 椿 」という作品。まさに今ぴったりな作品ですね。

2007年度カレンダーのTOP 一月に使った作品。
カレンダーの1月ってとっても重要で、まず皆さんが開けるトコロ。
冬の作品があまりない、ということと
このカレンダーを発表する、秋の咲sacra楽京都ギャラリーのテーマが
「新春のしつらい展」でした。

そんなことをふまえて新しく作っていただいた木版画。
私にとっても思いいれのある作品。

そしてこの秋の京都ギャラリー用に詩をつけてくださいました。


見ているようで見てないもの
身近にあってよさに気づいてないもの
まだまだいろいろあるかもしれません。


ここ、とっても好きなんだなぁ~

赤い椿に雪が降ってる木版画もとっても好き。

お気に入りです。  

Posted by sacra&tsubaki at 13:38Comments(2)TrackBack(0)

2008年02月22日

木版画に出会うまで 2 (tsubaki)

就職は いわゆるバブル時代が崩壊する少し前、
本にかかわる仕事に就きたいという思いで
出版社の編集者にあこがれつつ・・・
結局 たどり着いたのが、通信販売の会社。
本屋で出会った カタログが きっかけでした。

景品企画、商品企画、そして念願のカタログの編集
いろいろ経験させてもらいました。
たのしかったです!
クリエイティブな社風といい
社員の個性的な面々といい
デザイナーやカメラマン 印刷会社の人たちと
誌面を作り上げていく編集という仕事

今思うと、わけも分からず ただひたすら突っ走ってた・・・て感じですが、
本当に刺激的な いい経験をいっぱいさせてもらいました。
その分、忙しい時期は 家に帰ったら寝るだけのハードな生活・・・
身も心も疲れ果て、5年程お世話になった会社を 
今が潮時とばかりに めでたく(運よく!)寿退社。

そして 都会での慌ただしい生活に ピリオドをうち、
あこがれの京都で のんびり暮らし始めました。

そこで 木版画に出会うことに・・・




新入社員の時かかわった 当時のビックな(!?)景品
 「500色の色えんぴつ」  (社員にはもらえました!)

    れんげ草のじゅうたん   鯉のぼりの泳ぐ空 
   
      新緑の風   収穫まぎわの麦畑   浜辺で拾った桜貝

・・・そんな名前が1本1本に付いていて、
名前を付けるお手伝いをさせてもらいました。

今では、木版画の下絵を描くときに 愛用しています。
  

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2008年02月21日

木版画に出会うまで 1  (tsubaki)

いつか本を出版するというのは 
20代のはじめの頃からの 漠然とした夢でした。
かれこれ20年・・・少し振り返ってみたいと思います。

「赤毛のアン」シリーズを読破して以来 文学少女(!?)だった高校時代、
進路はとりあえず どこかの大学の文学部にと、甘くみていた私・・・
希望していた大学はことごとく不合格で、
たまたま父が 通学路が途中まで勤務先と同じだからと 頼みもしないのに
願書をもらってきてくれて、とりあえず受けてみた大学だけが 合格でした。
某私立大学文学部フランス文学科

なんでまた フランス文学!?
人気の英文学科に合格するには 少し得点が足りなかったそうで・・・(笑)

あの頃は 特に どうしてもこれがしたいとか
そういうものがまだ見つかっていなかったので、
父に感謝しつつ、4年間 フランス文学を学びました。

そこで出会ったのが 恩師であるM先生。
そして、彼女の指導のもと 卒論でとりあげた 作家サンテグジュペリ。
彼の代表作 『星の王子さま』 に魅せられ、 
この1冊に込められた作家の思いを 読み解き まとめるにあたって、
漠然とした思いを 他人が読んでも理解できるように 自分の言葉で書くことの
難しさと大切さを 思い知りました。

それ以来、飛行士でもある作家サンテグジュペリが 自ら絵も描いた 
『星の王子さま』は 私にとって 大切な1冊の本になりました。

日本に紹介されて50年がたち 新たな翻訳ブームがおきて、
『星の王子さま』が本屋にいっぱい並んでいるのを見て 
なつかしい気持ちで思わず手にした
 
 池澤夏樹・新訳 『星の王子さま』 集英社文庫
 
学生当時 原書で読み進めていった そのままの感覚が
みごとによみがえる 素晴らしい翻訳でした。
おすすめです!


木版画に出会うまで 2 につづく・・・
  

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2008年02月20日

はじめまして   (tsubaki)

つい最近まで ブログってなに?
なんて言ってた アナログ派のわたしが
とうとう この世界に 足をふみいれてしまうとは・・・

 かなり ドキドキ・ワクワク してます。

木版画を通じて知り合って以来 
ずーっとお世話になっている クラフトショップ咲sacra楽の 
みどりさんに てとりあしとり(?)教わって
少しずつですが 書いていこうと思います。

10年余り作りためてきた 木版画と詩を この度 一大決心をして 1冊の本にまとめるにあたり

 ドキドキ・ワクワク している日々の大切な記録として・・・


 *はるなつあきふゆ*


このタイトルは 本のタイトルをあれこれ考えている中 
小学1年生の息子が考えてくれたものです。

実際の本のタイトルは まだ他にもいろいろ候補があって 出版社とも相談し まだ決定していませんが 
家族の中では これがいい!と めずらしく意見が一致したものです。
ボツになったら さみしいので せめてこのタイトルに・・・

 
 タイトル未定 ~木版画詩文集~ ひらやまなみ作
 2008年7月上旬発刊予定です。
 







  

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2008年02月19日

はじめに   (sacra)

咲sacra楽という小さなクラフトショップで出会った「ひらやまなみ」さんの作り出す木版画

今までの木版画のイメージ(白黒の世界)を覆すカラフルな色づかい。
季節感ただようデザイン。
それにまつわる、あったかい詩

すべてが感動でした。

「いいやん、いいやん♪」といってるうちに
季節ごとにひらやまなみさんの作品が咲sacra楽の壁面にはなくてはならないものに。


季節感がたまらなくて
四季を通じて彼女の作品を楽しみたくて、カレンダーを一緒に作成して
はや四年。


このたび、彼女の本が出版されることになり
ワクワク・ドキドキしています。

彼女の夢はもう彼女一人のものではなくなりました。


作品もさることながら、
友達として
咲sacra楽のスタッフとして(?)

私にとっても、咲sacra楽にとっても
なくてはならない大切な人。


ひらやまなみさんのこと
作品のこと
本が出来上がっていくまでのこと


この感動を記録として残すために、このたびブログを立ち上げました。


そしてひらやまなみさんがtsubakiという名で
ここにいろんなことを綴っていってもらい、二人で作り上げていこうと思います。


皆さんと一緒に出来上がるまでのワクワク・ドキドキを
楽しんでいければ嬉しいです。

  

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